MakeShopでECサイトを構築するときに考えること
2026.05.28
ECサイトを作ろうとなると、最近はまずShopifyの名前が出てくることが多いです。
それはそれで正しいと思いますが、「国内向けのECをしっかり運営したい」という場合、MakeShopは今でもかなり現役の選択肢だと感じています。
実際に構築や運営まわりで触っていると、「ここはよくできているな」と感じる部分がいくつかあります。
■国内向けの細かさが、地味に助かる
MakeShopが強いのは、日本のEC運営に必要なものが、最初からある程度揃っていることです。
・送料の細かい条件設定
・会員機能
・ポイント機能
・国内決済(クレジット、コンビニ、後払いなど)
・定期購入
・受注管理
こういった機能が標準で使えるのは、長く日本向けに運営されてきたプラットフォームならではだと思います。
もちろんShopifyでも設定は可能です。
ただ、送料まわりや国内決済の細かい挙動を調整しようとすると、アプリを追加して、設定して…と、意外と工数がかかるケースもあります。
その点、MakeShopは最初からある程度整っている印象があります。
■「テンプレートしか触れない」という誤解
たまに、
「MakeShopってテンプレートしか触れないんですよね?」
と言われることがあります。
ただ実際は、HTML / CSS / JavaScriptでかなり自由にカスタマイズできます。
LP風のページを作ったり、キャンペーンバナーに動きをつけたり、表示を条件で切り替えたり。
やろうと思えば、かなり色々できます。
そのため、
・ブランドの世界観をしっかり見せたい
・キャンペーンごとに売り方を変えたい
・商品の魅力をもっと伝えたい
という場合にも柔軟に対応できます。
ただ、ここで大事なのは「どこまでやるか」という判断です。
凝りすぎると、運営側が少しバナーを差し替えるだけでも大変になってしまいます。
制作側で更新を続ける前提なら問題ありませんが、クライアント側で運営していく場合は、「自分たちで触れる設計」にしておく必要があります。
デザインの自由度と、運営のしやすさ。
このバランスをどこに置くかは、構築時の大事なポイントだと思います。
■デザインより「導線」の話
ECサイトのご相談をいただくと、最初はデザインの話になることが多いです。
もちろん見た目は大事です。
ただ、売上に直結しやすいのは、「どこまで迷わず買えるか」だったりします。
例えば、
・送料がどこにも書いていない
・購入ボタンがスクロールしないと見えない
・スマホで画像が大きすぎてカートまで遠い
・決済画面で不安になって離脱する
こういうことは、実際によくあります。
逆にいうと、ここを整理するだけで数字が変わることもあります。
デザインというより、“買い物の導線設計” に近い感覚かもしれません。
■公開後の方が長い
ECサイトは、構築して終わりではありません。
むしろ公開後の方が長いです。
・SEO
・広告運用
・SNS / LINE運用
・レビュー改善
・カゴ落ち対策
・離脱ページの改善
こういった部分を、少しずつ地道に改善していきます。
最近はレビューやUGCの重要度もかなり上がっています。
MakeShopでもレビュー機能などを活用しながら、商品ページの信頼感づくりを強化できるようになってきています。
商品ページの安心感は、集客以上に重要になる場面も増えてきました。
公開後に動きやすい設計かどうか。
これは、構築時点で決まる部分もかなり多いと感じています。
■結局、何を優先するか
Shopifyか、MakeShopか。
正直、このあたりはケースによると思っています。
グローバル展開をしたい場合や、アプリでどんどん拡張したい場合は、Shopifyの方が合うケースも多いです。
逆に、
・国内向けECをしっかり運営したい
・日本の商習慣に合わせたい
・細かい送料や決済設定をしたい
という場合は、MakeShopがかなり現実的な選択肢になります。
「どちらが正解か」ではなく、
「何を売りたいか」
「誰に届けたいか」
「どう運営したいか」
ここから逆算して考えることが大事だと思います。
■公開後の改善が、売上を左右する
ECサイトは、作って終わりではなく、運営しながら少しずつ改善していくものです。
実際、公開後に、
・購入ボタンの位置を変える
・送料表記を分かりやすくする
・レビューを増やす
・スマホ表示を改善する
・LINE導線を追加する
こういった小さな改善を積み重ねることで、売上や問い合わせ数が変わってくるケースはかなり多いです。
そのため、最初の構築段階で、
「あとから改善しやすいか」
まで考えておくことが大切だと思います。
ざっくりと書きましたが、MakeShopは今でも国内ECにおいてかなり現実的な選択肢のひとつだと思っています。
特に、国内向けにしっかり運営したい場合や、日本独自の商習慣に合わせたい場合は、かなり相性が良いケースもあります。
もちろん、Shopifyが向いているケースもあります。
大事なのは、「流行っているから」ではなく、運営方法や商品、今後の展開に合わせて選ぶことだと思います。
「Shopifyが合うのか、MakeShopが合うのか分からない」
という段階でも大丈夫ですので、まずはお気軽にご相談ください。
サイト制作や集客の方法、SNS運用など、お気軽にグリュックにご相談ください。
■おすすめ書籍
・EC起点の事業変革 博報堂式 ECから始める、これからのマーケティング
・売れる! EC事業の経営・運営 ネットショップ担当者、チームのための成功法則。
・ECを始めるなら別会社をつくりなさい ーー 小さな会社のDXはネットショップから始めよう!
・Amazon国内メーカー仕入れ 利益最大化入門
ウェブサイト、キャンペーンサイト、社内業務フロー改善システム、ショッピングサイト制作とコンサルティング、広告動画制作・編集作業、グラフィック制作、他、さまざまな制作物のご相談・お問い合わせは ▶︎ 鎌倉のクリエイティブエージェンシーglück(グリュック) まで
人気記事
「仕事」カテゴリの他の記事
| « ドメイン変更・サーバ移転の完全ステップガイド(安全に切り替える手順) | Webプロモーション・キャンペーン ーブラウザでできるあれこれ » |
コメント( まだありません )コメント募集中 |
|

コメントを残す