【Motion】Adobe After Effectsで人物の顔をぼかす(モーショントラックで顔追従)

2025.02.19

【Motion】Adobe After Effectsで人物の顔をぼかす(モーショントラックで顔追従)

動画編集の際に、動画の中で特定の人物にだけにぼかし(エフェクト)をつける方法です。


■ぼかしエフェクト作成


1.まず動画を読み込む(コンポジションの設定はプリセット:HD・1920×1080 – 29.97 fpsが良いでしょう)



2.新規調整レイヤーを追加 名前を「ぼかしレイヤー」とします。



3.「ぼかしレイヤー」に楕円形ツールで円を描く。(マスク)※問題なければ大きめに取っておいたほうがいいです。

4.「ぼかしレイヤー」に対してエフェクト>ブラー&シャープ>ブラーガウスで20pxぐらいにする。



5.円の中心とアンカーを合わせておく

6.「ぼかしレイヤー」のマスク部分を選択しマスクの輪郭をぼかすを選び、ぼかしを20〜30pxぐらいにする。

ここまでで「ぼかしレイヤー」の用意は完了です。



■モーショントラッキング


7.最初の動画を選択し、ウィンドウ>トラッカーでトラッカーウィンドウを出し、トラックをクリック



8.トラックポイントを設定、外枠はやや大きめに、内枠は濃い部分などで調整。

9.分析:の再生ボタンを押します。

10.ずれたら、一旦停止して、ずれたところまで戻り、トラックポイントを戻してやり、そこからまた分析:の再生ボタンを押す。でだいたい調整していきます。(微調整の手間を省くため、できるだけここで位置を決めておきたいですね)

11.できたトラッカーのターゲットを先程作った「ぼかしレイヤー」に設定し、反映ボタンを押すと、トラッカーが「ぼかしレイヤー」に反映され、トラッカー通りの動きになります。



■微調整


12.ずれた部分を調整してきます。
「ぼかしレイヤー」を選択し、タイムラインで確認していきます。
ずれた部分があったら、1フレームずつ調整していきます。
ほぼこの地道な作業がメインかも。



完成したら、 書き出し>レンダーキューに追加
などで最良設定・H.264で書き出すのがWebで使うのであればおすすめです。
※用途に合わせて圧縮率を変えたり、設定を変えてください。


書き出し方も色々あるので、使いやすいやり方で書き出してください



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